2017.2.1(水)開催 尾崎 紀夫 教授 講演会『精神障害はどうして起こるのか?—「氏か?育ちか ?」の疑問に答える』
うつ病や自閉スペクトラム症、統合失調症といった精神障害は、患者数も多く、自死や就学・就労困難にも繫がるなど、社会的に大きな損失を引き起こすことから、2011年、我が国では5大疾病の1つとして位置づけられました。この精神障害がどうして起こるのか、「遺伝」や「遺伝子」のせいなのか、それとも親の「育て方」や「環境」のせいなのか、当事者やご家族がしばしば悩んでおられる点です。
今回の講演では、遺伝や遺伝子に関する教育・報道の現状、精神障害とは何か、精神障害に関する誤解、遺伝カウンセリングとは何か、精神障害に遺伝と環境が与える影響、さらに今後の研究のあるべき姿についてお話しする予定です。
開催案内
演 題 | 精神障害はどうして起こるのか?—「氏か?育ちか ?」の疑問に答える |
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講 師 | 尾崎 紀夫 教授 |
日 時 | 2017年2月1日(水)午後6時~ |
会 費 | 10000円(税込) *食事・飲み物付き |
予 約 | TEL/FAX 052-763-3807 |
講師プロフィール | 1957年京都生まれ、1982年名大医学部卒。1990年米国立精神保健研究所visiting fellow。藤田保衛大医学部講師・教授を務めた後、2003年より現職。日本うつ病学会理事長、日本生物学的精神史学会理事、日本統合失調症学会理事など。厚生労働省精神保健指定医、難病指定医、日本精神神経学会専門医(精神科専門医)・指導医、日本人類遺伝学会・日本遺伝カウンセリング学会・臨床遺伝学認定医・指導医、日本睡眠学会認定医・指導医など。 公職:厚生労働省保険医療専門審査員、第22期日本学術会議連携会員、人事院・メンタルヘルス対策推進のための指導委員など。 雑誌編集:World Journal of Biological Psychiatry¸ PloS ONE¸ Psychiatry and Clinical Neurosciences¸ The International Journal of Neuropsychopharmacologyなど |
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