2016.12.21(水)開催 梶原 義実 准教授 講演会『古代愛知のやきものづくり』
愛知県は、瀬戸で焼かれた陶磁器という意味の「瀬戸もの」が、陶磁器一般を指すことにもみられるように、現在でも焼き物づくりの盛んな地域です。
この愛知県での窯業生産の歴史は、いまから1500年以上前の古墳時代における須恵器生産までさかのぼりますが、県内でもっとも早く須恵器をつくりはじめた場所のひとつが、この「有本」さんや名古屋大学のある、名古屋市千種区東部の丘陵地帯です。本日はそんな古代愛知のやきものづくりの歴史について、近年名古屋大学の発掘調査で出土した遺物の実物に触れながら、お話していきたいと思います。
開催案内
演 題 | 古代愛知のやきものづくり |
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講 師 | 梶原 義実 准教授 |
日 時 | 2016年12月21日(水)午後6時~ |
会 費 | 10000円(税込) *食事・飲み物付き |
予 約 | TEL/FAX 052-763-3807 |
講師プロフィール | 1974年生まれ 滋賀県出身 2001年3月 京都大学大学院文学研究科 博士後期課程 中退 2001年4月 京都大学埋蔵文化財センター 助手 2003年10月 名古屋大学大学院文学研究科 講師 2010年4月 名古屋大学大学院文学研究科 准教授(現職) 2010年 博士(文学) 京都大学 専門は日本考古学。国分寺を中心とした古代寺院とその出土瓦についての研究をおこなっている。主著『国分寺瓦の研究-考古学からみた律令期手工業生産の地方的展開-』(名古屋大学出版会、2010年)。近年は名古屋大学構内の発掘調査などを通して、古代の窯業生産史にも関心を広げている。 |
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