サロンのご案内

ゆったりとした時間の中で文化・芸術・食を楽しみ、交流する居心地のよい空間。

オランダの牧師の家に生まれた男は、紆余曲折の末、自分の芸術を通して人々に慰めや癒しを与えることを決意します。感情を高らかに表現した彼の芸術は、西洋絵画を新たな方向へと誘いました。表現主義の誕生です。
そしてもう一人の男は、印象派コレクターの証券マンでした。やがて日曜画家から画業を生業とした「永遠の異邦人」として、観念や思想、そして死生観といった眼に見えない世界を描くようになりました。
不幸な因縁の二人でしたが、共に印象を描いただけと見なした印象主義から旅立ち、近代絵画の扉をこじ開けていったのです。

2017/1/3(火)~3/20(月・祝)の期間に愛知県美術館[愛知芸術文化センター10階]で開催される『ゴッホとゴーギャン展』。今回の知に遊び 味に遊ぶ会は西洋美術史家の木村泰司先生をお招きし、「ゴッホとゴーギャン~それぞれの旅路~」と題して、ゴッホとゴーギャン、それぞれの人生、そして画家としての旅路を辿ります。

先生のお話を伺うと『ゴッホとゴーギャン展』が100倍楽しめますよ♪


開催案内

日 時2017年2月8日(水)PM6:00~
講 師木村泰司(西洋美術史家)
会 費10000円(税込)
*お食事・お飲み物付き
ご予約(TEL / FAX)052-763-3807

講師プロフィール

木村泰司(西洋美術史家)

1966年生まれ。米国カリフォルニア大学バークレー校で美術史学士号を修めた後、ロンドンサザビーズの美術教養講座にてWORKS OF ART 修了。ロンドンでは、歴史的なアート、インテリア、食器等本物に触れながら学ぶ。知識だけでなく、エスプリを大切にした、全国各地での講演会、セミナー、イベントは新しい美術史界のエンターテイナーとして評判をよんでいる。著書に『名画の言い分』(集英社)、『印象派という革命』(集英社)、『おしゃべりな名画』(KKベストセラーズ)、『名画は嘘をつく』(ビジュアルだいわ文庫)、『知識ゼロからの肖像画入門』(幻冬舎)ほか、エッセーの執筆などで活躍中。